こんにちは。オタクです。
普段はゲームブログばっかり書いてる人です。
今回は純度100%の自分語り記事。
学生時代に某宗教に勧誘された話です。
どこの宗教とかは書きません。
…が、イニシャルがKのとこ…ということだけは言っておきます。
これだけで分かる人は分かりそうだけども。
今回の記事、まじでただの自分語り記事になります。
興味ない人はブラウザバックでさようなら。
興味がある人は引き続きよろしゅう。
ってことで対戦よろしくお願いします。
登場人物紹介
はじめに簡単に登場人物を紹介しておきます。
と言いつつ、3人しか居ないんですけども。
わたし「わたし」
それ以上でもそれ以下でもない。
Aくん「Aくん」
宗教の勧誘をしてきた人。
重要人物なので後々詳細に解説。
Bさん「Bさん」
後から登場した人。
この素材はぱくたその大川さん。
大体10年前のお話
このお話は大体10年前くらいのお話です。
厳密に言うと6~7年前…？
6~7年くらいだっけ…？
的な言い方してる時点で厳密じゃないけどまぁ許してくれ。
その時わたしは専門学生でした。
デザイン系のね。
授業の流れも高校までの流れに近くて、学級があって授業の時間割が元々設定されていて…
選択科目を取れるとこだけ各自取りたい科目を取ってたって感じ。
更に更に、クラス替えとかは無く、卒業するまでずっと同じクラスメイトってのも特徴的でした。
しかもわたしが所属していたクラス、結構少人数だったんですよね。
あまり詳細には話しませんが、一般的な高校の1クラスの半分以下程の人数くらいしかいませんでした。
そんな学校で同じクラスメイトの人から勧誘を受けてしまいました…、というお話です。
時期的には1年生の5月頃。
ピッカピカの1年生でした。
まず勧誘してきた相手のお話
今回勧誘してきたクラスメイトを「Aくん」としますね。
経緯をお話しておく前に、Aくんがどんな人かってのも簡単に紹介しておきます。
正直ここ詳細に書く必要あるか？って内容だと思うんですけど、今後の話にもつながってくるはず。
結論、言い方悪くて申し訳ないんだけども、Aくんはそんな社交性はない男の子でした。
クラスの中でも浮いてたというのが正直な感想です。
かつ、オタク。
わたしもくそオタクなのでオタクを悪く言う意図はありません。
鈴村健一しゅきぃ＾～ぶひぶひ＾～なんて平気で言います。はい。
デザイン系学校という事もありMacBookを使い授業を進めるわけですが、授業中によくYouTubeを開いていたのを見かけました。
見てたのは大体ボカロ。
交流する機会もありましたが、大体Aくんが好きなゲームの話を一生されてたのを思い出します。
興味なさ過ぎて忘れましたが。
容姿はまぁ…うん…。
こういう言葉使うの本当によくないんだろうなぁって思いながら書くんですけど、「チー牛」でした。
Twitterとかで見る”あの”絵の人そのものを想像してくれればそれで良いと思います。
別に容姿だけならまぁいいんですけどね。
わたしは容姿気にしない人間寄りですので。
問題だったのはAくん自身、自分から交流する意思がほとんどない様に見られた事。
そりゃあ浮くよなぁ…なんて人でした。
そんなAくんから勧誘を受けたわけです。
なんでわたしがターゲットにされたのか…？
ここ正直疑問符なんですけど、隣の席故にわたしとは交流するきっかけがあったんですよね。
先の通りAくんは授業の内容を一切聞かずに一生つべで動画見てる人でして。
実習になるとどうすればいいのかわからず、わたしに聞いてくる…というパターンです。
正直うんざりしていましたが、卒業するまで一生同じクラスメイトであるし…。
変なトラブルに巻き込まれたくもないし、律儀に教えてしまっていました。
あんまこういうの良くないんでしょうね。
なんというか断り方がへたくそなので上手く断れなかったというかなんというか…。
コミュ障かつ人付き合いが苦手な人種の人は共感してくれる…はず？共感してくださいお願いします。
わたし自身も同じく非常に陰キャかつ人付き合いが絶望的に苦手ではあり、ターゲットにされたのも陰キャ同士引かれ合ったのかなぁ、なんて大真面目に思ったりします。
ということでAくんの紹介でした。
ここからが本題。
勧誘された経緯
本題です。
勧誘された経緯。
専門学校ということもあり、課題がしょっちゅう出てました。
そこで課題一緒にやんない？なんて誘われ、断る理由を上手く作れず乗ってしまった…というお話です。
この咄嗟に上手く断れん理由すぐに作れない人間の弱さよ。共感してくれ頼む。
そんなこんな学校近くの最寄り駅に集合して、空き教室使って課題やるかぁ、なんて話になりました。
当時はそんなに違和感がなかったんですが、今思えばこの時点でかなり不自然でした。
だって、学校集合ならわざわざ駅で集まらんでも良くない？と。
だったら学校の●●教室に集まんべって話をすればいいじゃんと。
なんで当時疑問に思わなかったんだろうな…？
ということで駅に向かうわけです。
すると集合場所にAくんが居たわけですが、何かもう1人います。
なんというかいかにも陽キャで、いかにもベンチャー企業の若手社長的な、スーパー営業マン的なスーツの男がもう1人いたわけです。
は？
気付いた時には時すでに遅し。おすし。
撤退する前に見つかってしまい、後戻りできなかったんですよね。
見つかるやいなや…
Bさんあっ！あなたが(わたしの名前)さん？初めまして～！！！！
とか言い始める。
いやそこAくんから話にくるんじゃないんかい。
というか人呼ぶなら一言断っとけよ。
Aくんあっ、(わたしの名前)さんおはよう。
この人俺の知り合いのBさんって言うんだ。
いやおはようじゃないが？？？？？？？？？
俺の知り合いが～じゃないが？？？？？？？？？？？？
誰だよてめーは。
なんか話の流れ的に、集合時間になる前までにずっとわたしのこと話してたっぽい感じ。
事前打ち合わせ的な？そうだよな連携して勧誘するなら事前打ち合わせ大事だよな。
そんで、このBさんって人誰？？？？なんて話をする前にBさんが一言。
Bさんそんじゃあ行こうか！
一回お昼にしない？
は？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
Aくんいいですね～俺朝食ってこなかったんすよ。
は？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
いや課題どこ行ったんだよとか、そもそもおめぇ誰だよなんて話が沢山ありますが、いきなりお昼行きましょうねと。
「え？課題は…？」なんて言うてみましたけどね。
無駄でした。
Aくん飯食ってから課題したいんだ。
Bさん腹空いてたらそりゃあそうだよね！
一回食べようよ！
なんだこのチームワーク。
味方の特性”ふゆう”でじしん連発してくるダブルバトルじゃん。
駅前にファミレスがあったんで、そこに流れる様に移動させられる始末。
正直この時点で嫌な予感すげぇしてたし、嫌な汗もかいてた。
なんだけど上手く逃げられる状況でもなく…。
ピッピ人形用意しておくべきだったんだよな…。
ファミレスに連行されたし、開口一番もやばかった
ということでファミレスにある意味強引に連れてこられたわけです。
これもう拉致じゃね？まじで。
これでも徒歩だったからだいぶマシだったんだよな。
車で来てて乗せられたとかだったらだいぶやばい話だったよな。
冗談抜きにハイエースじゃん。
そんなこんな席につくわけです。
4人座れるところにわたしが1人、反対側にAくんとBさん。
席に着くや否や、Bさんの開口一番がやばかった。
Bさん今の日本どう思う？
不安すぎるよね。
🤔
いや席着いての最初の一言よ？
世間話もまったくなくこれ？
普通もっとなんかあるじゃん。
というか初対面かつ予定されてなかった人なんだからさ。
「いや～いきなり来ちゃってごめんね～？」的な建前もあっていいじゃん。
なのにいきなり「今の日本どう？」はおかしいだろ。
もうこの時点で全てを察してました。
Aくん今の日本ってこの先真っ暗だよね…。
わかるよ。
いや分かるよじゃないが。
なんにも言ってねぇんだが。
理解のある彼くんかお前は。
Aくん実は今日、課題をするつもりはないんだ。
すごく、とても大事な話をしたくて。
課題をするつもりはない？？？？？？？？？？？？？？？
あ～～～～はいはい。そういうことね。
というかAくんがまぁ喋る喋る。
学校に居るAくんとは別人だろってくらい喋る。
しかもこいつらわたしのこと無視して一生話してくんだよな。
一方的なコミュニケーションというかなんというか。
そんなこんな、どんなことを言われたかまとめてみようと思います。
正直細かい内容は覚えていませんが、大体こんな感じだったと思います。
- 誰もこんな人生を望んでいないはず。みんな幸せになりたいはず。
- 今の日本は暗い。そしてこのままじゃ沈んでいく一方。
- みんなが幸せに生きていく方法はある。
- K(宗教名)に入信すればみんな明るく幸せになる。
はいでた～～～～～～～～～～～～～～～～。
うすうすと感じていましたが、ここで宗教の勧誘だったと確信。
マルチの勧誘とか勘ぐっていましたが、もっともっと重かった。
Kに入信すれば全てが変わる。
難病だった人がKに入信してその病気が完治したとか。
Kに入信した途端仕事が軌道にのって大出世したとか。
この力があればみんなを救うことができるとか。
今の日本を覆して幸せな未来にできるとか。
うっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっさんくせぇ話を一生されました。
勧誘理由は”救いたい”から
そんなこんな死ぬほど胡散臭い話を一生してきたわけです。
もうこの時点で帰りたさインフィニティ。
正直すんげぇどうでもよくなってた。
ここで「課題やんないなら帰るわ」と一言伝え帰ろうとしました。
さすがにこんな人が居るファミレスで強引な手段は取られないだろうなぁと思っての行動。
とっさにそれっぽい理由をうまく作れたなぁと自分でも思うんですが、課題をやらないなら帰る、課題をやるつもりで来たので騙されて悲しい、みたいな言い方をしていたと思います。
特に「騙されて悲しい」の主張、この状況をうまく利用した渾身の返しだったなぁとしみじみ思います。
もちろん相手は必死に引き止めます。
そらもう結構な剣幕で。
Aくん嘘ついたのは本当にごめん。
でもとっても重要なことなんだ。
Bさん俺たちはあなたを救いたいんだよ！
救いたい？？？？？？？？
YouTubeでよくある「●●を救いたい」とか「●●、聞け」のやつじゃん。
あれ冗談じゃなくてほんとにあるんすね。
Aくん(わたしの名前)さんだって今つらいでしょう？
入信すれば絶対に今も変わるんだよ。
だから嘘ついてでも来てもらおうと思って。
言い分が横暴すぎて笑うんだよな。
勝手につらい人認定されるのキツすぎ。
二言目には「あなたの為」。
親切も押し売りがすぎるだろ。
「あなたが心配だから」
「せっかくの縁だから」
「絶対にあなたの為になるから」
とか一生言われ続けました。
縁ってなんだよ。ドンブラザーズかよ。
お前と縁ができたってか？
一方的に縁作りに来ただけだろうが。
その後も帰ろうとするわたしも気にせず、日本の未来が不安だとかどうとか、その宗教に入らないと絶対に危ないみたいな話を一生され続けるわけです。
きっつ。
助け舟はLINEの通知
中々脱出できない中、助け舟がありました。
それがLINEの通知。
このLINE、誰かからというものではなく、ただのお知らせ通知。
ほらあれ。公式アカウントとかから送られてくるやつ。
内容自体は別に大したものではなかったのですが、「これ誰かから送られてきたことにすりゃあいいんじゃね？」と閃いたわけです。
かしこい。
そのLINEを一旦みて、誰かから電話くれって連絡が来た…という想定。
「ちょっと電話する用事ができたんでちょっと待ってて」
と言いながらスマホを耳に当てながら一旦その席を離れることができました。
ここはうまく騙せることができました。
Bさんいいよいいよ！
ゆっくりね！
なんて言われつつ。
まぁ後はそのまんま出口に向かいます。
無事脱出し、次の登校日へ
その日は無事脱出に成功しました。
AくんとはLINEの連絡先を交換していましたが、もちろんブロック。
流石に学校に来てまで勧誘されることはないだろうと思うし。
この出来事は土曜日にあったわけですので、その後1日休み月曜日へ。
何事も無く登校しました。
そこには当然Aくんの姿。
周りの人に悟られるわけにもいわず、その際は普通に「おはよ～」と一声かけておしまい。
少し表情が曇っていましたが、小さな声で「おはよう」と返ってきました。
ざまぁねぇな！
相変わらず授業は聞かず、分からないところを聞いてきますが、「今さっき説明してたじゃん。その通りにやりなよ。」ときっぱり断ることもできました。
あんな出来事が合った後ですからね。
なんだかもう関わっちゃいけない人みたいに思うと不思議と言えましたね。
それでも放課後も声かけられたんですけどね。
なんだかお辞儀？礼拝？を教えたいみたいに言ってきました。
入信させる気まんまんで草。
2体1だった前回とは違い、今は完全に擬似タイマン。
しかもギャーギャーくっそ喋ってたファミレスと違い、学校では非常におとなしいAくん。
言い返すのも容易でした。
ここでは宗教のことは触れず、「平然と嘘付く人好きじゃないんだ」と伝えました。
「私は被害者です」ムーブを貫けたのはえらいと思う。
そう伝えるとAくんは悲しい顔をしつつ、以降わたしと関わることもなくなりました。
というか、次第に学校に来なくなりましたし、2年目には学校辞めちゃった。
クラスに居づらくなった…というよりは単純に授業ついていけてなかったし。
そら授業中一生YouTube見てたらそらそうよ。
成績の悪さはクラスの中でも結構話題になってた。
その後は特になんのトラブルも無く、無事学校を卒業しました。
という、少しあっさりした終わりになりますが勧誘をされた話は以上です。
こんなこともあるんで気をつけてくれ、ってことで。
Aくんがオタクだったって情報必要？？？？
ここまで読んでくれた人がいたらありがたや。
ただ、もしかしたらこんな風に思ってくれている人がいるかも知れません。
「Aくんがオタクだったって情報いる？？？？？？？？」
はい。冒頭のAくんについての説明の時に言ってたやつです。
ここ、実はこの記事でわたしが一番主張したいとこ。
というのも、ただ勧誘されたよって話をするだけならAくんがオタクという情報はまじでいりません。
じゃあなんでわざわざそんなの書いたのって話をすると、「オタクは宗教の勧誘に狙われやすい」ことがわかったから。
え？なにそれ？って話なんですけど、こんなTwitterの投稿を見つけました。
この投稿は漫画やイラストを描かれている、カエルDXさんの投稿。
この投稿が反響を呼び、ネットメディア「ねとらぼ」さんに取り上げられました。
この投稿を見るとまぁ～～～いるんですよ。
アニメイトとか本屋で声かけられたって話。
極論ですが、オタクだと狙われやすいし、相手もオタクであることがあるということ。
今回の例で言えばAくんだってオタクだし。
だからまぁ、オタクやってるとこういうことあるかもね～っていう注意喚起ができればいいなぁ、なんて話です。
冒頭にも書きましたが、わたしだってオタクだし、オタクを悪く言う意図の記事じゃないですよってのは改めて書いておきます。
ただまぁこんなことあるんで気をつけようね！
ということでこの話は終わり！
以上！ここまでお読みいただきありがとうございました。
